症例

悪性リンパ腫　60歳 女性 悪性リンパ腫で、再発防止目的で抗がん剤治療および放射線治療を提案されましたが、それを拒否し、プレシジョン免疫療法を受けレました。診断後、4年以上経過していますが、再発はせず、良好な経過をたどっています。 診断名：悪性リンパ腫（濾胞性リンパ腫G3b CS1） 主治医（紹介者）：K大学医学部附属病院 経過： 20XX年1月、鼠径部のリンパ節腫大にてK大学医学部附属病院を受診。生検の結果、悪性リンパ腫を診断された患者さまです。PET検査にて明らかな病的集積は認めず、また骨髄検査から骨髄浸潤も否定的であり、病期Ⅰの濾胞性リンパ腫と言われました。主治医からは、病期Ⅰであるものの、進行するリスクがあるため、抗がん剤治療および放射線治療を提案されましたが、ご本人はそれを望まず、プレシジョン免疫療法（樹状細胞ワクチン療法）のみで治療することになりました。 治療期間・回数： 樹状細胞ワクチン療法（4ヶ月・7回投与） 費用： 樹状細胞ワクチン療法（約280万円/セット（７回）） 副作用・リスク： プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。　 　 樹状細胞ワクチン療法） 成分採血時：めまい、吐き気（迷走神経反射）、口の周り・手足のしびれ等 細胞培養時：培養時の細菌等の汚染等 ワクチン接種時：注射部位の発赤、皮疹、発熱